新年明けましておめでとうございます。

新しい年を迎え雪、低温、凍結が続く毎日・・・

ここ最近「数年に一度」の災害がたびたび訪れます。昨年は長雨、大雨による被害、巨大台風、日照りによる水分不足、年末の野菜の低価格、年間を通してコロナウイルス等など農業を営む上で大変な状況でした。新年になり早々ですが、低温による被害や大雪が早速やってきました。

現在栽培されているもの

当農園ではトマトやキュウリ、レタス、ハーブ類をビニールハウス内で暖房機を利用して栽培しています。また、加温機の無いハウスでは葉物野菜の小松菜、水菜、ホウレン草などを栽培、露地ではキャベツ、ブロッコリ-、大根、リーフレタス等を栽培しています。ビニールハウスの夜間での加温には燃料を消費するのは当然ですが、日中に気温がマイナス5℃、4℃とここ数日続いており当然加温機もフル稼働。ここまで日中にマイナス気温が数日続くことは稀ですね。無加温ハウスの葉物野菜も成長が止まった感じです。

加温機もフル稼働で燃料をどんどん消費しています。また、露地のキャベツやブロッコリー、レタスはずっと凍結しており収穫できない状態が続いています。いつかは回復するとは思いますがこんな事は初めてですね。数年前にも大雪は降りましたがこんなに続いたのは初めてです。ここ最近初めてのことだらけです。おまけにコロナウイルスで外食産業が制限され需要の落ち込みからハーブ類の消費も鈍化しています。

気持ちを大きくもって・・・

ほとんどの農業経営者は、家族労働で農業を営んでいます。だから皆さんはどんなに野菜の価格が低くてもどんなに自然災害で被害が大きくても楽観視できています。皆さんいつかは良いことがあるだろうとあまり気にしません。さすがの先輩たちです。感心させられます。自分は気が小さくて心配ばかりの毎日ですが、彼らを見習って気持ちを大きく身構えて、心に余裕を持たなければならないと思います。世の中にはイベント産業や宿泊産業、観光産業などもっともっと厳しい人たちはかなりいるでしょう。自分たちは恵まれついる方かな?

自分のめざすこと

当たり前があたりまででない世の中でも対応できる志を持った農家をめざすこと。そして美味しい商品をお客様に提供すること。感謝の気持ちをもって人に接すること。利用者さんや従業員さんに働きやすい環境や物心両面で満足させること。栽培では。種を播いたり、苗を植えたら当たり前に収穫できること。これからは自然災害に強い品目を作っていかなければなりません。「今年は心を大きくもって進む年」にしたいと思います。

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